夜の蛍(に私はなりたい)
こんにちは。
私は夜走ります。
朝起きても走る気にはならないからというのと、走った後仕事するなんて嫌だからです。
スポーツクラブでレッスンを受ける前後に走りに出ていますが、最近もう本当に忍者が多くって嫌になります。闇夜にまぎれる黒いタンクトップにランパンのランナー(時折上黒Tに下長黒ジャージ)。いーやー。最近それに無灯火チャリダーまで加わって、度々命の危機を感じています。
光源も持たずに真っ黒い格好でどんなに速く走っても、あなたは忍者にはなれませんよ。
闇夜にまぎれて気持ちよく無灯火で飛ばしていても、赤信号無視したら車に負けますよ。
さいきんそんな場面にばかり出くわして眉間のしわを深くしているのですが、そんな中にも美しい蛍はいます。
遠くからも見えるゆらゆらとした白い光、小さな円を描くピンクの光。
胸元にLEDペンダントライトをつけた歩行者や、腕にLEDバンドを巻いたランナーさんです。そういう人達は服も明るい色だったり反射材も身に着けています。素敵な蛍さんたちです。
私の手に持ったマグライトも相手からは蛍のように見えているでしょうか。
ライトもつことで速く走れないならわたしは速く走れなくていいし、無灯火でスピード出して走ることで周りを危険にさらすなら私は一生自転車に乗らなくていいです。
自分だけは見えている、見つけてもらえると思ったら大間違い。
怪我する前に蛍になろう。
(昨日も交差点で飛び出してきた無灯火チャリダーwithスマホに驚いて急ストップした瞬間、左膝を軽く痛めてしまいました。急ストップ程度で痛める自らの膝もうらめしい…)