ハーフまではまあまあな気分(熊本城マラソン2016レポ その2 スタート~中間地点)
膝に注射を打ってもらい、芍薬甘草湯と湿布も大量に貰ってきました。今週は走らず、来週より膝の様子を見つつ、また走る練習をしようと思います。
それではレポートの続きです。
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気温も上がってきて良い感じ。
スタートの号砲が鳴っても、ほとんど進まないのは後方ブロックの常。早く走りたかったら速く走れるようにならないといけないのですから、じっと我慢。のろのろと歩きながらスタート地点に近づくと、窓ガラスにくまモン!
テレビで見たことある!! ちょっとテンションが上がりました(まだスタートすらしていません)。
タイムロス8分弱でやっとスタートの青いマットに着きました。左側を注意して走っていたら、
イターーーーー!!
(年賀状の返事に書いてあった通り応援に来てくれたんだ、ありがとう~、頑張るねぇ!!)
心の中で沢山お礼を言って走り始めましたが、すっごい渋滞です。時計を見るとキロ8分30秒…流石に私の足でも遅いと感じます。でも暫くはウォーミングアップだと割り切って流れに逆らわずに行こうとゆっくり走りました。
1キロほどでなんとか走れるようになったので目標ペースの6分30秒程度まで速度を上げてみました。
3キロ過ぎた頃でしょうか、後ろからキャーキャーいう声が聞こえてきました。ふと横を見ると、
「わっ!!」
思わず声を上げると、こちらを見てにっこり笑顔を投げかけ、颯爽と脇をすり抜け走り去っていくゲストランナー、ワイナイナさんでした。他の大会で沿道で立っているゲストランナーさんとハイタッチとかはあったのですが、走っているのに遭遇したのは初めてでした。
多分Fブロックランナーさんまで見送り、その後は走り始めたはずなのに、もう追い抜かれた…速い! あっという間に消えた、忍者か!
「ワイナイナだ、ついていこうかな?!」
「無理に決まってんだろ!」
そんな会話が聞こえてきました。そうそう、私達Eブロックの選手が全力ダッシュしても、ワイナイナさんのジョグにすら追いつけないと私も思いました。速すぎてカメラ構える暇すらありませんでしたしね。自分のペースで走らないとゴールすら危ないかも知れないですし…(遅いランナーにとって関門にかからず進むことが第1目標なのです)。
沿道の声援も途切れることなく、またナスや黄門様、ピッコロなど沢山のコスプレランナーさん達を見て楽しみながら走っていると、5キロくらいのところで、背中に風船をつけた人を発見。
(あ! ペースランナーさんだ!)
初めて見ました。5時間を切りたいなら、この人に抜かれてはダメなのね。
ペースランナーさんを追い抜いて、追い抜かれないよう走ります。まだ膝は痛くないし、お日様出てきて暖かくなってきました。風は少し強いけど平気。10キロを過ぎるまではエイドに寄らず走りました。
ぽくぽく走っていると、エイドを飛ばしたため飲む予定だったアミノバイタル等を飲んでいないことに気が付きました。粉だからエイドで水をもらわないといけないの…おバカさん。仕方なく予定をずらして摂取することにしました。
アミノバイタル:10-15-25キロを12-20-30キロに。
ジェル:10-20キロを15-25キロに。
メイタンゴールド:30キロを35キロに。
塩タブレット:20-30-40キロ(変更なし)
スニッカーズミニ:40キロ(変更なし)
給水が豊富でしたので多少のズレはあったものの、以降予定通りに補給出来ました。(40キロ時点での補給はトラブルのため食べられず。後述します)
甘くて美味しーい! 黒糖イイね!
福岡マラソン2015では気温が高かったのもあって水を摂りすぎ、後半お腹いっぱいになったので、今回は少し給水量を減らすようにしました。
だから全部飲まずに申し訳ないけど私は中身が入ったまま紙コップをゴミ箱に入れました。こういう時は飲み物は道に撒くべきなのでしょうか?? (道に撒かれたアクエリアスで、靴の裏がベタベタになって嫌な気持ちになったので、私は道に撒きたくなかったんだけど、ゴミ処理的にどうなのと思いまして…)
気温も更に上がってきて良い感じ。トイレ行きたい感じもないし、何より応援の声も素晴らしい。ボランティアさんの対応も的確。持っていったiPodの曲を聞かなくても少しも飽きない大会でした。いい大会だなぁなんて思っていたら、看板が見えてきました。
もう半分来てた! 残り半分だよ。予定より遅いけど、明るい気持ちです。足もつってないし膝も痛くないから、このまま行けるかな?
その時はそう思っていました。
~続く。
ハーフまでのタイム。
(タイムが落ちているところがエイドがあった所。わかりやすーい)