一つだけ決めていること(福岡マラソンレポ3)
内くるぶしの痛み、自己判断では軽めの後脛骨筋腱炎っぽい感じです(整形外科行ったけど貼り薬のみだった)。
ロキソニンテープを貰って貼っていたのですが、何と今度はそのテープにかぶれて皮膚に発疹出て真っ赤に腫れて凄く痒い~!!
キップパイロールを塗って掻き毟り荒れた皮膚の回復を待って、ボルタレンゲルにかインドメタシン液に切り替える予定。金コーチの3ヶ月でフルマラソンメニューはスタートしていますが、今週一杯は走るのはお休み予定。
消炎鎮痛剤は貼るタイプの方が効果あるんだけど、皮膚が弱いとかぶれてしまうことが多くがつらいです。
それでは福岡マラソンレポ、つづきです。
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(…あめ!)
ハーフを過ぎ、糸島へ向かう道は少し応援がまばらになる区間です(道路環境的に仕方ない)。コースも轍が強く出ていて道の状況もあまり良くなく、また微妙な坂が続くこのあたり、去年膝が痛くてキツかったことを思い出しかなり嫌な気持ちで走っていました。
そんな時ふと視線の先にピンク…耳…。
(あれ? …もしかして?)
声をかけるとやはりヨッチさんでした。でもなんでこんな所に? ゴール5時間前後のペースでしたからね。どうやらヨッチさん、調子が悪かったようです。少し並走してもらって、先に行かせてもらうことになりました。速い人でも走れなくなっちゃう事あるんだ…マラソンってやっぱり大変…。すこしビビりました。
一人海沿いの道を進みます。去年もこの景色見たなぁ…。
先に行かせてもらったものの全然足が動きません。心肺は苦しくないけど足だけが重いのです。もう嫌だ何で私走ってるんだろう、やめとけばよかった…。そう思う度にどんどん重くなる足、速度が落ちていきます。
ただ、私は大会に出る時に、一つだけ心に決めていることがあります。
歩かないこと。
どんなに、本当にどんなに遅くてもいいから走ること。初マラソンの時からそれだけは頑張って守ってきました。
走るのが好きじゃないから、つらい時に1度でも歩くことを選んでしまったら、きっともう2度と走れなくなるって自分で分かっているのです。
しかし必死になって走っているつもりでもGarminはキロ7~8分台を示すようになり、そのあまりの遅さに自分で笑ってしまいました。練習不足だな…次の大会はもう少し走れるようにならないと…そう思いながら進みます。
去年もあった私設エイドのぜんざい、今年もいただきました。団子が美味しかったなぁ…。
去年は水飲みすぎて食べられなかった鈴懸○餅とチロリアン(いちご味)、多分ここら辺でひよこプチゼリーも貰ったはず…。饅頭とチロリアンは口に入れたものの直ぐには飲み込めず、頬に貯めて次のエイドまで走りました。口の中の水分持っていかれるので後半のこの給食はつらいです…。
「飴も持ってって!」と言われて通り過ぎそうになった所を戻って貰った梅しお飴(持ち帰って撮影)。
なんだかこのあたりがつらすぎて記憶があいまいで時系列がおかしくなっていますが、とにかく必死に走って進んでいました。
去年下向いて走っていて見逃した二見が浦の夫婦岩も見た。
去年失敗していた北崎地区の舟の上バルーン今回は上がってるっぽい(後で知りましたが今年も失敗だった模様)。
最後のキツイ坂の手前、今年はエアサロンパス隊がいない…つらいー!
そして去年ピンクのうさぎさんがいた伊牟田交差点へ。遠くに見える交差点、その先に広がる田んぼ…見た、去年も見たこの景色。
…いた!
今年はピンクのうさぎさんではなく、青いスライムとかわいいくまモンが待っていてくれました。
でも去年と少しだけ違うことは、私が応援隊によろよろ近づきやっとこさ手を上げハイタッチをしたことです。今年はお知り合いなのです! そしてそのハイタッチの際、何かを持たせてくれました。
(…あめ!)
あめ! もらった! 大阪マラソンの時にはキャラメルを貰い、今回は塩あめ貰った! ありがとうございます!
気持ち的には元気百倍になりましたが、膝の内側がぴくぴくしだしていました。スピード上げたら足つってコケる…。あと少し、あと少しとごまかしながら残り2キロを進みます。
遠くに見えるゴールゲート。
去年も受けた声援。
あと少し…。
あ、居る…今年は間に合ったんだ(去年も親族が応援に来てくれていたのですが、間に合わずにゴールを見られなかったのです)。
…よろよろとゴール。
福岡マラソン2015よりは30分ほど速いけれど、大阪マラソン2016よりは3分程遅いゴールでした。
振り返って一礼。今年もありがとうございました。
今年ももらえたメダル。
あと1回だけ続きます。