雨の日の装備について（北九州マラソン2020レポおまけ）

今シーズンはあと一つ。

自分の意思以外で走れない状況になるかもしれませんが、それならそれで仕方ないと思っています。こういう時もあるよね！

それでは北九州マラソン2020レポおまけです。

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装備はこんなかんじ。

くまモンキャップ

クールスクリーン（首元の日除け）

サングラス

スポーツブラ＆パンツ

はてブロＴ黒半袖

スキンメッシュ半袖

LWウェストウォーマー（薄手腹巻）

CW-Xスタビライクスタイツロング

JKバンド（膝サポーター）

ランパン

レーシングランショート５本指

GT2000NY(24.5cm）

CＷ-Ｘアームカバー

グローブ

今回雨対策として足がふやけてマメができないよう、プロテクトＳ１をいつも以上に丁寧に塗りました。マメもできず爪も死ななかったです。

防寒のためのワセリンはどうしようかなと思ったけれど、べたつくのとランウェアについて後で煮洗いするのが面倒だと思って使いませんでした。

スマホは防水仕様ですが念のためにジップロックに入れて持っていきました。

これらの装備は最近はどの季節通して同じです。そう、夏も冬も同じ。

今回の北九州マラソン2020は午後から気温は下がってくるものの、スタート時の気温は10度よりずっと高くて、私がゴールする頃でも２桁近い1桁気温予想だったので、雨が降ってもこれで十分だと思っていました。

でも失敗。

風のことを考えてなかったというか甘く見ていました。風が吹いている中、私程度の走力でちんたら走っても、濡れたウェアではちっとも体温は上がらないということを痛感しました。

北九州の海沿いのコースは風が強いというのは知っていた（2015年？風強くて雪が降ってとても寒かったと聞いていた）から、ポンチョと超軽量ウィンドジャケットも持って行ってたけれど、結果として終始雨に濡れた身体は風に吹かれ続けて冷えまくったし、風が強すぎてポンチョからウィンドジャケットに着替える余裕はなかった（飛ばされそうだった）し、肝心のポンチョも長めの裾が風でめくれあがって度々走るのに邪魔になりもしました。

そんな今回走りながら「…これ真似しよう…！」と思ったランナーさんの装備がありました。それはポンチョのウエスト部分に上から細いゴムひものようなものを縛ってパタつかないように細工がしてあるものでした。

興味津々でその女性ランナーさんの後ろをかなりの距離ストーカーしていたのですが、ポンチョは風が吹いてもめくれあがってなかったし、細いひもの下にポーチを装備していたから、ポンチョの裾からポーチの中身出し入れもできていましたし、ウィンドジャケットよりポンチョの方が丈が長いからお尻下まで暖かそうでした（私は100均のでしたが、その方は配布された袖なしポンチョでしたから、袖だけは私の方が暖かそうでしたけど）。

たった細いゴム紐1本で私と全然快適さが違ってる…これが経験の差…！と感動すら覚えました（そして38kmあたりで私が小倉牛に感動していたら置いて行かれた）。

あとグローブは普通の薄手ラングローブでしたが、風雨が強い時は防風・撥水型グローブにすべきでした（持ってるけど忘れてた）。手が暖かいというだけでもだいぶ違ったと思う…。手がかじかむといろんなことができなくなるのね…久しぶりの感覚でした。

速い人はここまでの装備はいらないのでしょうが、遅い人は本当に耐寒対策しとかないと凍ります、心も身体もね…。

今回スポクラ（なぜか北九州を走ることが知られていた…）とかでいろんな人に「どうだった？」と聞かれたのですが、迷わず「すごくつらかったです、あれは走っちゃいけない日でした」と答えるくらいには私にはつらかった。楽しかったのは小倉牛受け取ってゴールまでの4km位だけでした。

ちなみに補給はこんな感じ。

15・25・35km予定だったけど寒くて25km地点のジェルは取れず15・38km地点でのみ。10・20・30km地点で取る予定だったアミノバイタルも10・20km地点の2ヶ所のみで後半はポーチから出すことが出来ず。塩タブレットに至っては存在忘れていた。

冷え対策にお腹にミニカイロを貼っていたけれど、ハーフ地点頃にはずぶぬれで暖かさみじんも感じず（そしてお約束のようにお腹を下す、もはや私の腹にはストッパすら効かぬ）。ポンチョでお腹に直接風が当たらないよう気を付けていたのでこれですんだけど、なかったらと思うと…そのうち大人の女性の尊厳をなくしそうだ…（笑い事ではない）。

こんな寒くて雨も降って風も強い中、傘もささずに一生懸命なボランティアさん、

知り合いというわけでもないのに雨の中傘を飛ばされそうになりながらも応援してくれる沿道の方、

救護所から寒そうにしている私たちに声をかけてくれる救護スタッフの方達、

緊急事態があったのか雨の中アナウンスしながら走る白バイや救急車。

皆さんがいたから私は今回ゴールに着きました。皆さんがいなければ早々に走るのは止めていたと思います。感謝しかありません、本当にありがとうございました。

次はさが桜マラソン2020の予定。

開催されますように！