走れ shiomine

すぐ故障する弱脚だけど、整形外科に通いつつぽくぽく走っています。

アオい空の下で(青島太平洋マラソン2019レポ02)

青島太平洋マラソンでは私はいつも決まったところで応援していますが、そこにはあまり人がいません。私のアオタイは、ランナーさんと僅かな応援者、そしてたくさんの高校生ボランティアだけの大会です。

でも。

聞いたところによると、宮崎市内のメイン通りあたりのコースはランパスがあったりスライドが沢山あったり催し物あったり、何より観客も沢山いるらしいですね。うーん、信じられない。

 

…見てみたいなぁ、たくさんのランナーがたくさんの応援を受けてる賑やかなアオタイ。

……誰か私に分身の術教えてくれませんか?

 

 

さてアオタイレポです。

~~~~~

 

当日4時半起き。ランナーさん並みの早起きです。日焼け止めもがっつり塗ってあらかた身支度を済ませ5時半朝食バイキングへ。わーい、チキン南蛮があるー! 基本朝は量は食べないのですがちょっと多めにいただきました。(バイキングは好きなのしか取らないから野菜は皿にのらないよね)
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その後6時にホテルを出てぽくぽく宮崎駅まで歩いて到着したのが20分位。30分過ぎの宮崎駅発の臨時列車にのりスタート・ゴール会場であるサンマリンスタジアム最寄駅の木花駅へ向かいます。

木花駅到着後、第2応援場所の青島行きのバスが停まるバス停をチェック。本数が少ないので乗りそこねると大変です。

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今日は雲一つない(放射冷却が激しいともいう)良い天気です。集合時間まで時間があるので、あちこち写真をパチリ。


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その後LINEグループの皆さんと集合して初めまして、お久しぶり、1週間ぶりのご挨拶。アオタイでこんなに人に会うのは初めてなのでアワアワしてしまいます。3人以上知らない顔がいたら覚えられないぃー…。

 

シューズ円陣(丸を意識)と時計円陣(私だけ手袋)を取って皆さんをお見送り。私は少し離れた第一応援場所の橋の上へ向かいます。


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スタート地点から2キロくらいの橋の上、いつもの場所に陣取り準備開始。ヒヨコを着込み準備をしていると「こんにちはー。去年もいましたねー」とか「ここ寒いから応援頑張ってー」とか通りがかりの方に声をかけていただきます。ヒヨコ認知度あがってるみたい。

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そんな中ブログ見てますとkさんにも声をかけていただきました、びっくり! 話を聞くと速いランナーさんじゃないですか…そんな方に取り立てた内容もないブログを読んでいただいてるとはありがたいことです、今後もごひいきに(深々礼)。

 

そうこうしている間に遠くで花火が上がりマラソンがスタート。10分足らずで先頭ランナーがやってきます。今年のオープニングソングはB'zの「ultra soul」にしました。曲を流しながら「いってらっしゃーい」「楽しんで来てね~」と声掛けをしていると、一人のランナーさんがこちらにやってきました。

 

ん?と思ってみるとTシャツや顔に血がついています。 うわ!と思って話するとどうも転んだみたいです。くまモンリュックにばんそうこうや傷パッドは入れていたけど傷の大きさや場所的に貼れないし、傷を洗うのに使える水は後半用のつもりでスーツケースの奥に入れてすぐには出せません。とりあえず除菌ウェットティッシュを持っていたのでそれで傷を押えてもらい、救護所で手当てをしてもらうよう伝えます。今ここでできるのはこれだけ…。準備の時にワセリンを外してしまったことを心底後悔しました、あればせめて止血に使えたのに…。そうこうして全員を見送り、準備不足だったなぁと反省しながらバスで青島へ向かいます。(今回くまモンの中にエマージェンシーブランケット、カイロ、傷パット大小、絆創膏、鎮痛剤を入れていました)


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36キロ地点のANAホテルに到着、近くのトイレに寄ったあとコースに行くとなんとか10kmコース参加のランナーさんに間に合い途中から応援出来ました。おしゃべりくまモンに喋ってもらうとランナーさんがウケてくれます。気が紛れて何よりです。

 

そしていつもの場所で準備をしていると今年もよろしくお願いしますとボランティアリーダーさんからも声をかけていただきました。同じ場所で同じ格好で3回も応援してると覚えてもらえるようですね。

 

準備している最中にもうトップランナーが来てしまい、慌てて設営を済まして応援開始(写真は撤収直前の様子。設営直後撮り忘れた…)。エアーサロンパスやはちみつねり梅、ぐわTも準備出来てるぜ!


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サブ3.5位まではそんなにキツそうな人もおらず、今年は気温低めで走りやすいのかしらと思っていたらだんだん気温が上昇、サブ4過ぎた辺りから足つる人も増え始めエアーサロンパスの売れ行きが良くなっていきます。

エアサロはセルフで使ってもらうよう道端に転がしていたのですが、そのうち高校生ボランティアさんがランナーさんにエアサロを吹きかけてあげてるようになりました、気が利いてイイネ! 

私は残量を確認しつつ空になったエアサロを新しいのに変え、というのを繰り返していたら、5時間ランナーが来る前に新品エアサロ10本が空になりましたよ……1時間持たなかった…次はもっと持ってこないと…(反省その2)。

………私が応援するこの地点にブース作って久光製薬さんがミニエアーサロンパス配布すれば割とここまでの路面状況が悪くて(と話に聞いている)足にダメージ受けたランナーさん達に喜ばれるんじゃ無いかと思うんですよね、久光製薬さん(検索に掛かりやすいようにあえて繰り返し言うよ久光製薬さん)。喜んでこの場所譲りますので是非検討を久光製薬さん(しつこい)。

ペーサーが来る度サブ〇取れよー!ねばれー!と応援しつつも、サブ5ペーサーが過ぎた頃から走る人より歩く人が増え、立ち止まるランナーさんと会話したり写真とったりして同じ時間を共有していることを楽しみ、ゴールへ送り出すことが多くなりました。

私がいるここは36-38キロ地点、時間かかってもここまで来たランナーさん達です。がんばってるよね、お疲れ様!と声かけるときつーいとか言いながら笑顔で返してくれます。

天気がよかったから景色もサイコーです。タイムじゃない、ただ時間内のゴールを目指す、こういうマラソンだってあっていいんだから。

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そして今年も最終ランナーまで応援して撤収。電車には間に合わなかったので臨時バスで1時間弱かけ青島から宮崎駅に戻りました。電車本数少なすぎるぅ…。

 

宮崎駅に到着後、応援開始から一度もトイレ行ってないし食べてないしほとんど水分も摂らず応援していたのでとりあえずトイレ寄ったあとLAWSONでカフェインレスカフェオレを買ってひと心地。

そして宮崎と言えばチキン南蛮もだけどチーズ饅頭も外せないよね!ということでチーズ饅頭や宮崎牛の肉味噌やらを買い込み荷物は更にパンパンに。とても一泊二日の人の荷物ではありません…ま、いつもの土産買いすぎてこんな感じなんですけどね。


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そうこうしていたらあっという間に帰りのバスの時間が来て福岡に戻ることに。

文字にするよりずっとたくさんの嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、反省したことがあっとんですけどね…上手く表せないわ。

 

でも。

嬉しかった事のひとつに

「毎年応援に来てくれてますよね、ありがとうございます」

とランナーさんから声をかけられたことがあったことは忘れません。

 

こちらこそありがとう、覚えてくれてるんですね。

また来年ここでお会い出来たらいいですね。

 

こうして私の青島太平洋マラソン2019は終わりました。

 

 

もう1回続きます。

 

 

 

 

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