走れ shiomine

すぐ故障する弱脚だけど、整形外科に通いつつぽくぽく走っています。

トイレを探せ!(熊本城マラソン2018レポ2)

こんにちは。

 

 

 

 

思いのほか、両足親指が痛いです…歩くのに支障が出るレベル。爪下に内出血の黒さはまだ現れず、爪全体が赤紫色で指自体が腫れて熱を持ってます。皮下すぐの出血なら血抜きするんだけど、深いところでの出血の場合は耐えるしかないのかな…ううう。

 

それでは熊本城マラソン2018のレポ続きです。

 

 

~~~~~

 

 

ラソン大会当日の朝、4時30分に起床。

OS-1を飲み、身支度開始。ホテル6時の朝食ではあまり好みのものがなかったのでこれだけ。
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食事後部屋に戻って、しばらくしたら便意を感じてトイレへ。

(…ん…??)

いつもより柔らかうんにょです。しかしお腹が痛いわけではなかったので、この時は特段気にせずに出発準備をしました。

7時30分にホテルをチェックアウト。ホテルから5分でスタート地点です。
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雲一つ無い晴天。放射冷却で今はとても冷え込んでいますが昼は12-3度になるという予報です。暑くなるかも…。

8時前に役所前でたーとんさんと合流。二人でシューズ円陣と言うかシューズラインでパシャリ。
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今回はいつものasics GEL-2000NEWYORKシリーズではなく、onクラウドが相棒です。10キロ以上このシューズで走ったこと無いけど、軽くて良い靴だから選びました。実際膝は大丈夫でしたよ、良い靴です(紐調整に失敗して爪は死んだけど)。

 

しばらくたーとんさんの待ち人を待ちますが合流出来ず…まぁこういうこともあるよね。その後たーとんさんと別れ荷物を預けてスタートブロックへ。なんと今回4時間30分でタイムを申告したのにCブロック…! 1万人クラスの大会なのに前すぎやしませんか? E~Fブロックでいいんですけど私…(汗)。おとなしくブロック後方に陣取りスタートを待ちます。その間にもビニール袋をかぶった身体は冷えていきます。寒い…そういえば二年前も寒かったな、なんて思い出していました。

しばらくしてスタート前の挨拶とともに熊本大分地震の犠牲者に対して黙祷の時間がとられました。大会前のザワザワしていた雰囲気から一変、周りからスッと音か消えていきました。静寂の時間。みな黙祷をして犠牲者を悼み、震災からの復興を祈り、誓う時間でした。

 

遠くで号砲が鳴り、いよいよ熊本城マラソンがスタートしました。タイムロスはそれほど無いままスタートラインへ。

「くまモ~ン! きよくまく~ん!」

遠くの車の上に立つくまモン達に大声で叫び、手を振ってスタートしました。
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スタート地点でくまモンが見送ってくれる熊本城マラソンって本当に素敵! トップランナーがゴールしてしばらくはゴール地点にもくまモンは居るらしいのですが、私はゴールで会うことは無いので…ここは大会中くまモンと会える唯一の機会です。行ってきマース!

 

 

走り始めてすぐでした。

(…なんかトイレ…行きたい気がする)

と感じました。走り始めてフル8大会目、私が大会中トイレに行ったのは昨年の北九州マラソン2017だけですので、とても珍しい事でした。と言ってもこの時点ではお腹を下した感じではなく、膀胱が縮まって行きたくなった的な感じでした。どうしようかなぁ行かなくてもゴールまでもつ気もするなぁなんて感じでしたが、最初のトイレが思っていたより空いていたので、気にしつつ走るよりはいいか、とトイレに寄ることにしました。

タイムロスは5分ほど(タイツの脱ぎ着が大変でね…膝をがっちりテーピングしてるからしゃがみにくいしさ…)で再出発。

走り始めてすぐ、シューズが石を噛んで左足がらガリッガリッという音がしました、トイレのあった場所で砂利を拾ったようです。

(うわ、クラウドってホントに石噛むんだ!)

onクラウドはその独特なソール形状のために石を噛むことは知っていました。石を噛んだ初めての感じに驚きつつ、走りながらどうしたら石が外れるのかよく分からなかったので、足に少し捻りを入れて蹴るようにしてしばらく走っていたら、2-300m位で外れてくれました。良かった!

 

 

そして10キロまでは特に違和感なく走り続けていました。
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ランナー渋滞の中5時間のペースランナーをこの辺りでパス。まさかこのペースランナーさん達とゴールギリギリまで追いかけっこすることになるとはこの時は思ってませんでした。ゲストランナーの猫ひろしさんに抜かれたのもこの辺だったと思います。

 

 

(…ん?? お腹動いてる?)

この頃、何やら腸で空気が動いてポコポコした感覚があるのに気づきました。痛みはなく触ってみてもお腹は冷たくはありません。でも明らかに腸の動きはいつもと違います。

(なんだこれ…)

お腹の違和感は消えないまま、しかし痛みはないのでとりあえず走り続けました。各給水でアクエリアスを一口ずつ飲みましたが、何だか上手く吸収されずに飲む度にお腹の中をポコポコ空気とともに下っていく感じです。

ですが途中の給食の黒糖ドーナツ棒やパン、黒糖などは美味しくいただきました。固形物は違和感なし。なんだろうコレ…。
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20キロ地点の青マットを踏んで暫くして、

(……!!!)

急に便意を感じました。相変わらずお腹に痛みはありません。例えていえば、大腸カメラの前に飲む下剤で便意を感じるあの感じに近い! 急に訪れた便意に焦りつつ、トイレを探しますがなかなかトイレ表示は現れません。

(やばいやばい、このままだとマジで漏れるよ!)

いい歳した大人がこんなハーフ地点で漏らしてリタイヤしたとしても、収容バスに恥ずかしくて乗れないよ! 頑張れ私のお尻! お腹は痛くないんだから、頑張ればトイレまでは持つよ、大丈夫、気合いだよ!

黄色のジャケットを着たボランティアスタッフさんを遠くに見つける度にトイレ表示のプラカード持ってないか確認しますが、みな手ぶらです。

(トイレ…トイレ…)

お尻に力を入れて走るせいか、歩幅がどんどん狭くなり、それに伴いペースは遅くなります。

(…………あ!)

「500m先 給水・給食」

の表示のプラカードを持ったボランティアさんが見えました。給食のある場所だったら、近くにトイレあるかも! そこまで行けば…!!

よろよろ走りながらやっとの事で給食エリアに到着、併設してトイレが4基(うち女性用2基)がありました。

(…トイレあった!! 間に合った!)

並んでいるのは3人、女性は私だけだったのでスムーズにトイレへ(そして写真は忘れない余裕はまだあった)。
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(…なんで急に下し始めたんだ…昨日食べた何が合わなかったんだろう…)

トイレで考えますが思い当たりません。しばらくトイレに篭って(トイレの数少ないのに占領してすみませんでした…)出すもの出して落ち着きましたが、まだお腹はポコポコしています。この様子では多分暫くはお腹を下した状態が続くなと覚悟しました。幸い痛くはないので、脱水と漏らすことにさえ注意すれば遅くても走れるな、とも思いました。

 

トイレを出たら、そこは私が熊本城マラソンで一番楽しみにしていた大給食エリアでした。

お腹の調子は悪いけど胃は大丈夫…だから食べよう! これ食べないと後悔する!と思い、沢山いただきました。

イチゴ3つに、
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おにぎり、プチトマト、ゼリー、ジュース。
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ランチパック(ピーナッツ)。
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お腹下してる人が食べる量じゃ無いのですか、胃は大丈夫なので…調子悪いの腸なので…。美味しかったです!

 

お腹はポコポコしたまま、楽しみにしていた給食を食べられて満足した気持ちで再び走り始めました。しかし二度のトイレでだいぶ時間をロスしたし、お腹のポコポコも治らないので、まずは無事ゴールすることに目標を切り替えました。それでも5時間ペースランナーさんはだいぶ後ろだから帰りの新幹線にも余裕で間に合うだろうと、この時は思っていました。

 

 

思っていたんですよ。

 

 

 

 

続きます。

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