苦しんだ後半戦、練習不足を痛感する(福岡マラソン2017レポ中編)
こんばんわ。
何だか眠れなくてこんな時間に更新です。
録画してもらっていた福岡マラソン2017のテレビ、スタート地点の所で撮影されていた自らのあまりに太ましい姿に(…痩せよう)と真剣に思いました。何事ですかあの脚は…そりゃ膝が耐えられないわ…。
今回はハーフ以降のレポになります。
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ハーフも過ぎ伊都キャンパスを抜けて糸島の方に向かう川沿いのコースに入る時、小鴨さんが沿道でランナーとハイタッチしてくれていて、私もハイタッチしてもらいました。ふふふ、嬉しいなぁ!
そしてしばらくすると後半の怒涛の給食ラッシュのスタートです。
25.1キロ地点の給食は、福岡マラソン名物の豆乳うどん(アレルギーの方向けに豆乳無しバージョンも準備されています)。
…あれ? 器も大きいし麺が長くさらに1本じゃなくなってない?? うどんをすすってもなかなか全部飲み込めず、勢いよくすすったら汁が気管に入りむせまくりました。でも食べられて良かった~。
足もぽくぽくまだ動くので走ります。
続いて29.2キロ地点の給食、チロリアン、…煮豆…? そして中村学園大学が開発した大豆ゼリーの登場。さらに鈴乃〇餅もあったはずだけど、連続していて取り損ねていた模様。一気に渡されるし、今回10,20,30キロ地点で摂るようにしていたアミノバイタル持ってるし水も貰わないといけないしで、両手が塞がってしまいアワアワしながらかき込みました。
大豆ゼリーはなんと言うか…独特。ちょっと油っぽい感じがしたけど何が入っていたのかしら。2015の味噌スムージー、2016の甘酒ゼリーに続く特殊給食でした。
昨年の特集で更に有名になった北崎地区の海からのバルーン応援、今年は無事上がってましたね!
そこからちょっとした坂を越えて33.4キロ地点の給食スポーツマシュマロ。今回は随分後半に出てきました。
甘酸っぱくて美味しい。
過去2年気がついたら通り過ぎてて(事前にコース図見ないタイプです)、しっかり見たことのなかった有名な二見ヶ浦の鳥居(撮れてねぇ…)。
真っ白で綺麗な鳥居だねぇ!なんて思っていたその時です。
突然左膝から力が抜け、横に倒れ込みそうになりました。周りにはランナーが沢山いる、ぶつかっちゃう!! 右脚で咄嗟にケンケンするようにして何とかヨロつきながらもコケるのは回避しました。
(うそ…こんな所で膝が…抜けた)
膝が抜けると言っても脱臼とかではありません。いわゆる「膝崩れ」と言われる症状で、神経的や筋肉的要因で膝に力が入らなくなる状態です。日常生活で膝が抜ける事はままあるのですが、大会中になるのは初めてです。普段ならしばらく安静にしていたら収まるのですが、今は大会中、しかもまだ35キロ過ぎたばかりです。あと7キロも残ってるのに安静にしていたらゴール出来ないよ!
グッとスピードを落としてみたものの、一歩ごとに膝が抜けて、カクンカクンとした変な動きになります。しかもよろける身体を支えるため、右脚は1歩ごとに踏ん張らなくてはいけません。
36.9キロ地点、最後の給食コーナーにたどり着いて、アクエリアスを貰ってコース脇で少し立ち止まり、メイタンゴールドと炎熱サプリを流し込みました。チーズ饅頭を貰おうと少し動くとまた膝が抜けてランナーさんと接触しそうになりました。
チーズ饅頭に近づくのは諦めて、進むことにしました。
時計を見るとキロ9分台後半のスロージョグよりも遅いタイム、それでも何とか走っているつもりで進みます。私は走るのが好きではないので、一度「歩いてしまった」と思うと二度と走り出せなくなるのが自分で分かっています、だからどんなに遅くても走るしかないのです。
最初の膝抜けからするとだいぶ抜け感は小さくなったものの、相変わらず力は入らないので右脚で全体重を支えて進みます。段々と右膝の外側と右股関節、右腰に痛みが出てきました。
今回脚がつる気配も無いし、足底筋膜炎や鵞足炎や膝の痛みの症状も無かった。ただ練習不足で膝が上手く動かせなくて抜けてしまった。やっぱり練習しないと自分がつらくなる。でももう遅い。
色々な事が頭をぐるぐるしましたが、進むしかありません。
37キロ地点の伊牟田交差点 まであと少し。
もう一回だけ続きます。