偏頭痛とわたし(これからもおつきあい)
ちょっぴり悲しくなりました。
(あ、きた…)
さわやかな早朝の道、眼科へ向かう途中でそれは突然やってきました。
偏頭痛発作の予兆、閃輝暗転です。
私の場合、視界に小さな光の粒がキラリと現れるそれは、偏頭痛発作がまもなくやってくることを予告していました。
(今日の予定は全て中止か…)
眼科に着いて受付を済ませ、待合室に座ってかばんの中から薬を取り出して服用します。すでに頭痛は始まっていました。薬が効きだすまで30分程、痛みとの戦いです。
左目だけからぽろぽろ涙がでていました。これも偏頭痛の症状の一つですが、眼科にいるので傍から見ると眼の病気のように見えるでしょう。
(ムーミンカフェでランチした後、60分ジョグの予定だったのになぁ…)
久しぶりのお休み。やりたいことは沢山あったけど、眼科での治療が終わったらとんぼ返りして休まないと明日の仕事に支障が出ます。仕方ありません。
眼科での治療を終えて急いで11時頃帰宅、部屋を真っ暗にしてそのままベッドで横になりました。痛みが少し引いて動けるようになった時には21時になっていました。私のお休み、これで終わりか…。ちょっぴり悲しくなりました。
偏頭痛とのお付き合いは中学生くらいから。当時は特効薬もなく、市販の鎮痛剤ですこしばかり痛みを弱めるくらいで、偏頭痛が起きるたびに学校や会社を休んで痛みと戦っていました。短くて2日、長くて7日くらいは痛みは続きました。
就職してしばらくすると、トリプタン系の偏頭痛特効薬が処方されるようになり、私もゾーミッグと出会い劇的に偏頭痛との付き合いが変わりました。痛み始めてすぐ薬を飲めば、痛いながらも半日~1日程度で動けるまでに回復します。
走っているときでも偏頭痛発作はおきます。
普段どの鞄にも偏頭痛薬を入れている私ですが、さすがに短時間走る練習の時まで持ち歩いているわけではないので、走っているコース上に閃輝暗転が見えた時は本当に愕然とします。すぐ戻れる場所で走っていればいいんですが、そういう時に限ってあと30分は走らないと薬が飲めないという状況だったりするんですよね。薬を飲む頃には偏頭痛は悪化してしまっていて、かろうじてウエアを着替えてそのまま寝込み、汗冷えして風邪も引くということもしばしば。
そういう訳で、大会参加時には必ず偏頭痛薬を持っていきます。幸いまだ大会時には偏頭痛発作に襲われたことはないんですけどね。
せっかくのお休み、病院と偏頭痛で終わりました。
今日はだいぶ偏頭痛マシなので、仕事終わったら走りに行かないと…。