応援が記憶に残る前半(福岡マラソンレポ2)
今回初めてマラソン大会アフターに参加させていただきました。そこで一番驚いたのは、走る速さで見える景色が違うことです。5時間切る位でしか走れない私の景色では、給水で止まる、10キロ過ぎからベタ歩きしている人がいるのは当たり前だと思っていたのですが、3~4時間で走るランナーさん達はそういう人達は殆ど居ないっぽい。
同じ大会なのに速いランナーさん達との見える景色の違いに驚愕した時間でした。
…そうそう、実は私も今回走りながらの給水にチャレンジしてみたものの、初めの給水でほぼ全部水を顔にかけてしまって1回で断念、給水エリアで歩きながら飲みました。ちゃんとコップ潰してをクチバシにしたんだけど、出来んもんは出来んけん…。
それではレポ続きです。
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「同じコースだけど、同じじゃない」
スタートしてすぐ、左手にブログ村の応援団のたーとんさんとほしこさんが居るとの事だったので、目を皿にして探します。青いスライム…スライム…うちわ…!!! いたー! あらやだ目立ってる! お隣はほしこさんくまモン?!
お声をかけさせていただき進みます。ブログ村応援団初声掛けでした。うふふ、嬉しい! スマホを持っていたのに撮れなかったのが心残り…(人が多すぎて止まれないボリュームゾーンの悲しみ)。
その後応援に来てくれていた親族とも会えて最初の5キロゆっくり進みます。
福岡マラソンのフルは2回目だけど、この5キロは3回目。第1回福岡マラソン(2014)ファンランでの強い思い出があるコースです。あの時の思いがなかったら、私はフルマラソンを走ろうとは思わなかった分岐点の5キロです。
一昨年、去年のことを思い出しながら走り、ファンランのゴールを目にします。あっち側を走る何人が、来年はフルのこちら側に来るのでしょうね。
その後は気持ちを切り替えゴールを目指します。
(ああ、観覧車変わらないな)とか(ここにグッディ君いたな)とか去年のことを懐かしく思いつつも、(…あそこ凄いきつかったよね)(ここら辺で膝痛くなったんだ)とかマイナスの記憶も蘇ってきました。
「同じコースを走る」ということ。
知っているから対策が出来るという面もあるとは思うけど、私にはコースで感じた走ることに関する嫌な記憶を思い出すという辛いことでもありました(だから私は周回コースが嫌い)。
嫌が応でも鮮やかに残る初マラソンの記憶。いい記憶だけでは無い、未知の距離を走らなければいけないという不安で痛くて辛くて長い記憶。
ただ、沿道で応援してくれている人達は去年と違います。今年も居るかなと思っていた人達は居なかったり、新たに印象に残る応援の方が居たりして、それが今回私を支えてくれました。
「同じコースだけど同じではない」
去年の嫌なことを思い出して負けそうになる時、沿道で応援してくれる人たちを見て立て直しました。本当に応援ってありがたいです、ありがとうございます。
嫌な記憶と戦いつつ、黙々と進みます。
福岡マラソン名物、海からの応援。
去年も食べたスポーツマシュマロ。
今宿の所で再び親族の応援を受け(去年は会えなかったので良かった!)、その後も黙々と走り、ハーフ手前で再びたーとんさんとほしこさんの応援を受けます。
今回改めて思いましたが、アフロやぬいぐるみ系の被り物って遠くからでも目立つのね。特にスライムは沢山の黒い人の頭の中、青くポッカリ浮かんでこっちを見ていました。見つける度ウフフってなったよね。
ハーフ近くのスライド区間、先に走っているであろうブログ村の方達を探しますが見つけられず。もっと速く行っちゃったのかな、残念…(私のサーチ能力低いせいもあると思う…)。ここまでは何とか気持ちを保ちつつ走ることが出来ました。
今回も給水、給食はほぼ取ったんだけど、どの位置でどれを取ったのか定かじゃない。しかもあまり写真を撮っていない。何かとにかく必死でした。
他のランナーさん達も「大きいよ! 小さいのがいい!」と言われるくらいの大きさのトマト(プチではない)、しばらく咥えながら走りました。
前回あまり好評では無かったと聞いている味噌スムージーから変わった甘酒ぜりぃ(味噌味って…)も同じところで貰ったんだっけ?(持って帰って撮影)
これも福岡マラソン名物、豆乳うどんは写真からトマトの後だったみたいだけど、何キロだったのか…。
何故か記憶があまり定かでなく、後半に入りました。
何だかこの辺りからとても辛かったのです。
続きます。