何だかんだでまだ走ると思う(大阪マラソンレポその4当日編3)
急に冷え込んできましたね。ウィンドブレーカーを出しました。昨夜走るときにそれを着たのですが、その下は今までの半袖シャツで少し走ったら寒くて後悔しました。次からは下も長袖にする…。
関節が冷え筋肉も強る嫌いな冬。朝も起きられなくなってきました。朝ランする人、本当に凄いなと思います。
それでは大阪マラソンレポ最後です。
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またやっちゃった。
噂に聞いていたゴール前の難所「南港大橋」、沢山の人が上っているのが丸見えです。視覚的圧迫感が凄い。なんか曲もガンガンかかっています(コブクロさんの曲だったらしい)。…確かに凄い上りだけど、
(ウチの裏山の方が数倍キツい…これなら歩かず登れる)
小山の上に住む私は普段の家周りコースはすべて坂、坂道に対しては精神耐性があります。田舎住まいもこういうときには役に立ちます。
私くらいの早さで走る人たちは、この当たりからベタ歩きする割合も増えてきます。また道端では、足の痙攣で悶絶しながら手当てを受ける人がどんどん増えていきました。そんな中歩く人を少しずつ抜き必死に南港大橋を走り終え給水を取ろうとした時、視線の先に5時間ペースランナーがそのまま前に進んでいくのが見えました。
(あ、置いていかれる!)
水を取るため減速した足をそのまま止めずに給水エリアを通り抜け、そのままゴールを目指すことにしました。あと4キロくらいなら水なしでも大丈夫…なはず!
40キロくらいだったか、あまり人のいないエリアにはためくチーム50T幟が見えました。3回目の遭遇に再び会釈してゴールを目指します。追い抜いたのか追い抜かれたのか、5時間ペースランナーさんは視界にはいませんでした。ここからもう私はゴールを目指すのみ。
黙々と走り続けインテックス大阪近くのマンション街に近づいた時でした。
「あ! 〇〇ちゃんや!!」
聞き覚えのある声が私の名前を呼びました。
その方向に視線を向けると、15・22キロ地点で会えなかった大阪の親戚がここまで来て応援に来てくれていました。用事があり後半直接応援は出来ないって言ってたのに! 良かった…私の走っている姿見てもらえた…!!
「応援ありがとう!!」
大きな声で手を振って応えます。
ゴールはもうすぐ。ゴールのそばで博多の親族が待ってるとLINEが来ました。
待機している沿道側にコースを取り、観客の中にいる知った顔を探しました。
(…いた!!)
「お疲れ様!」
「頑張れー!」
「ありがとう!!」
今度はちゃんと会えた!
お互い声をかけてそのままゴール!
電光掲示板はギリギリ5時間を切っていました。
(良かった…5時間は超えなかった…)
振り返ってコースに一礼して痛い右足を庇いながら給水エリアへ向かう最中、GARMINを止めていないことに気がついて慌ててストップ。またやっちゃった。
広い…広いよ…。疲れている足にはつらい移動距離。
普段は持ち帰るゴール後の給水もその場で全部飲み、メダルを貰います。
メダルをみながらとぼとぼタオルエリアを通り過ぎたら、慌ててボランティアさんが後ろからタオルをかけに来てくれました。タオルもらえないかと思ったよ。
これまた広い更衣エリアで着替えて、足に湿布を貼りまくって会場を後にしました。
帰りのゲートにはこんな文字が。
…来年またくるぞー!(11月26日? 福岡マラソン間が空けばいいんだけど…)
そう言えば記録証貰ってないけど?なんて思いながら博多親族と合流。
ランナーズアイでタイムを確認。
…遅いながらに自己ベスト更新。練習してないのにPB更新なんて、なんか複雑な気持ちです。
親族でコスモスクエア駅までの大行列を進み(遠いし激混み)、新大阪駅で大量のお土産を買い(お土産大好き一族)、新幹線で帰路に。メイタンゴールドが今頃効いたのか眠れない私を横に新幹線の中爆睡していた親族。慣れない応援の方が大変だったと思う…ありがとうございます。
そして家に着いたのは23時前。無事帰ってこれました。
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これで私の大阪マラソン2016は終わり。
また来年抽選をくぐり抜けて大阪を走る機会を得られれば、また親族集まってワイワイしたい。そういう目的で参加するマラソン大会があってもいいなと思いました。
その時はもう少しだけ早く走って、皆でゆっくり出来る時間が作れれば良いな…。
走るのは好きじゃないけど、来年のためもうちょっとだけがんばって走ろう。