伊万里ハーフマラソンレポ その2(スタート~折り返し地点まで)
走り終えた翌日、中臀筋と左膝の痛みはあり、また初めて膝裏と股関節に痛みを感じています。やっぱり足をかばって他に負担かかっていたんだなぁ。
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スタートからしばらくは街中を走ります。片側1車線の片側だけを使う細いコースです。なかなか人がバラけず、キロ6分半ほどでしか走れず渋滞。途中中央線に置いてあるコーンにぶつかりコケる方がちらほら…。混雑して前が見えないからなぁ。
ぽくぽく走ってコースが田舎道になる頃、少し人がバラけたので隙間を縫うようにキロ6分切るくらいまでペースアップ。しばらくは平坦な田舎道を走ります。どこかで野焼きでもしているのでしょうか、草が焼けた匂いがして喉が痛くなりました。
5キロくらいで同時スタートの10キロコースの選手が折り返してきました。
(速っ!!)
もう折り返してきてるってどんなペース?? 学校名が入ったランニングシャツにハーフパンツ、バリバリのランナーさん達、1歩で進む距離が全く違う、飛んでいるようでした。伊万里ハーフマラソン10キロの部は制限時間が50分、第一関門8.8キロで45分ですからキロ5分切るペースで走らないといけない訳で、それなりの人しかエントリーできないとはいえ、本当に速かったです。
すれ違う速いランナーさんを目を白黒させながら見つつ、キロ6分を維持しながら走ります。
コース9キロ地点で、50m近くある高低差の上り坂になりました。周りにいる方が「試走した時登りきった後足止まっちゃったよー」と話しているのが聞こえました。先を見ると、確かに延々と続く上り坂、途中カーブして先が見えません。
(確かに長いけど…急ではないなー)
私のホームコースの坂は山の中、くねくね曲がり急坂です。長さはこちらの方があるけれど、何とかなりそうでした。まだ足の痛みはそれ程でもなかったので、出来るだけペースを落とさないよう腕を降り、地面を押すように登ります。途中にある第2給水所でスポーツドリンクをいただき、ぽくぽくのぼります。すると途中視界が開け、美しい海が見えました(と思っていましたが、後で調べると川でした)。
(写真は何故か真っ白~)
ここを超えたらもうすぐ折り返し、第一関門そばです。チラリと時計を見ると何とかクリアできそうなタイムでした。
上りがあれば下りがあるわけで、膝に負担がかかる下りをおっかなびっくり走り終え、ほっと一息塩熱サプリを食べようとウエストポーチに手を突っ込むとサプリが道にポロり! 焦りながら拾いあげ、袋から出して食べました。
前回の福岡マラソン2015の反省から、今回は足がつらないよう塩熱サプリを5キロ毎に食べるようにしていました。そのおかげでしょうか、ゴールまで脚は吊つることはありませんでした。
もぐもぐサプリをかじっていると、第一関門の看板! やった! 関門にかからなかった!
(良かったぁ、最大の難関を突破したぁ!)と心の中で喜んでいると、折り返し地点の表示。半分来たのです。
わずかに痛むものの、足の調子はまずまず。このままのペースで走れそうだなぁ。
この時まではそう思っていました。
ここまでのペース。
(続く)