寒さ対策が間違っているようです(寒さで凍えたLSD)
このまま寝たら目が覚めないかもと思いました。
今回の練習はLSD90分。帰宅ランで行いました。速く走らなくていいということで気が楽です。なかなかガー君(GARMIN FA225j)が衛星を捕まえてくれず、意図せず1キロほど歩いてからのスタートとなりました。
こちらもすっかり寒くなり、私も冬仕様。前回と同じく上はブレスサーモに長袖シャツにウインドブレーカーに腹巻、下はサポートタイツにレッグウォーマーにハーフパンツを着ていました。
走り始めてしばらくすると左くるぶしに違和感。こんなとこ痛くなったことないのでどきどきしながらもゆっくり走ります。痛みは少しずつ増していきましたが走れないことはありませんでした。今まで悩まされていた膝痛は、ザムストJKバンドをつけるようになってずいぶんと楽になりました。現在発症している中臀筋炎もなんとかごまかせそうです。
走り始めてしばらくすると、寒さをあまり感じなくなりました。ゆっくりと走るので、きょろきょろ景色を見る余裕もあります。クリスマス仕様の街はきらきらと輝き、幹線道路沿いのお店の窓から、楽しそうに飲み食いする方たちが見て取れました。
(…私は仕事して、走って帰ってる。えらーい)
自分で自分をほめないとやっていけません。不定期休の仕事のため、土日も祝日もクリスマスもない私は、ちょっとさみしい年末を送っているのです。
いつものLSD用の遠回りコースを走り終え、自宅について靴を脱ごうとした時です。
(……手が…動かない!)
走っている最中は寒さを感じていなかった手が、とても冷たくなっていることに初めて気づきました。
なんとか靴紐を解いて部屋に上り、暖房をつけて汗で濡れた服を脱ぎます。着替えて洗濯機にウエアを放り込む頃、気づきました。
(…さ、寒い!!!)
身体がとても冷えているのです。先ほどまでは平気だったのに、ぶるぶる身体が震え始めました。慌ててコタツもつけてもぐりこみますが、震えは全く止まる気配がなく、部屋やコタツの暖かさを感じることはできません。
(まずい、これはとてもまずい!)
過去に一度だけインフルエンザにかかったことがあるのですが、その時感じた寒さに似ています。身体の芯から震えている、そんな感じ。
お風呂のスイッチを入れ暖かいコーヒーを飲みますが、身体は温まってくれません。深部体温が下がってしまっているような感じです。
お風呂が沸くと同時に湯船につかりました。お湯は確かに温かいのですが、それでも身体に温度が伝わってこないのです。お湯と身体の間になにか板があって温度が伝わらない、そんな不思議な状態でした。普段はからすの行水状態で湯船には3分も漬かっていられないのに、すこし寒さが引いたなと感じた頃には湯船に漬かって30分経っていました。
このまま寝たら目が覚めないかもと思いました。お風呂から上がり、フリースや半纏を着こんで電気毛布設定温度を最大にしてつけて、布団の中でじっとしていました。
1時間ほどしてやっと寒さが消えました。
GARMIN mobileの記録によると走っていた時の気温は10度。そこまで寒いという日ではないのにこの有様。恐らく走る時の防寒対策が間違っているのでしょう。走り始めて初めて迎える冬の季節。早く何とかしないと、そのうち低体温症で倒れてしまいます。
間違っているのは何だろう…。
(1)帽子と手袋をしていなかった?
手のかじかみは手袋でどうにかなりそうですが、帽子って体温低下防止に役立つかしら。
(2)防寒服が足りなかった?
既に普段着が4枚重ねの私には、走って風に吹かれる走りの時はもっと着込んだ方が良いのかな、特に胴体部分。足もウインドブレーカーパンツを履いた方がいいのかな。
(3)防寒服を着すぎた?
走り終えてウエアを脱いだ時、汗でびっしょりだった。速乾かつ発熱のウエアだったけど、汗の量がそれを上回ってはいけないだろうから、寒くてももっと薄着にして発汗量を減らさないといけないかな。
(2)と(3)は相反するけど、どちらも有り得ます。実験してみないといけません。…耐えられるかな、私の体。
冬の大会の写真を見てもそれ程防寒バッチリという感じではないし、フルマラソン走る皆さんは寒くないのかな、とか思いつつ熊本城マラソン2016に恐怖を抱いています。
…走り終えたら、寒さで倒れるかも…。
糖質制限中に嬉しい1袋糖質5.4gのお菓子。甘くて好き!