走れ shiomine

すぐ故障する弱脚だけど、整形外科に通いつつぽくぽく走っています。

福岡マラソン2015体験記その0(まずは長い総括から)

福岡マラソン2015に関わった全ての皆さま、私を走らせてくれてありがとうございました。



おかげさまで私の初マラソン、
福岡マラソン2015は無事終わりました。

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グロスタイム 5:19:39
ネットタイム 5:10:28

でした。この足の状態でよく走れたなと思います。
この日のために今まで練習してきたので、終わってしまうと寂しいですね。タイム的には全く良くないのですが、無事ゴールして家に帰れたことは何より良かったと思います。

家に帰ってまずしたのはアイシングと洗濯。思った以上に膝とふくらはぎがダメージを受けたなぁと感じたことと、ありえないくらい汗をかいたからです。サポートタイツが汗で白くなってるのには驚きました。

50~70パーセントの雨予報だったのに、一度も雨が降らず大変蒸し暑かったです。最高気温が27度越えたようですね…11月なんですけどね…(その日の夜、昼間の分がまとめて降ったような大雨になりました)。
私は暑さには強いので平気でしたが。、熱中症になった方もいたのか、道端で倒れて救護を受けている方や走り去る救急車を何度も見ました。遅い方が太陽に照らされる時間長いもんね…。
それにしてもすごい晴れ男か晴れ女が参戦したんだろうなぁ。

そうそう、沿道でぐわぁTシャツを初めてみました。(本物だ! 本当に存在するんだ!)と感動しました。



ゴールして今回のマラソン全体で感じたことは以下の通り。


~良かったこと~
・一度もトイレに寄らなかったこと。
暑かったせいもあり、尿意を感じることは一度もなく、練習時に度々あった便意に襲われることもなく走ることに集中できました。便意に襲われるのは困るよね…簡易トイレで後ろに人が待ってるから粘れないし…。ウォーターローディングが成功したのかな?

・給水と給食のエリア以外はずっと走ったこと。
走り始めて早々に膝に違和感が出て、給水で止まると膝がロックされ動かなくなり、再び走り始める時に大変な痛みに襲われました。そんな給水の度の痛みに(私は走りに来たんだ! だからまだ走る!)という私のなけなしの意地が、最後まで走りを支えました。意地が萎えることがなくて良かった。
また後半両足ふくらはぎがつって、踏み出す度に痛くてこけそうになりながらも走った(歩く並に遅いけど)ことにもよく耐えたと思います。両足がつる中走ると、あんなに痛くてぎこちなくなるんですね…。

・ボランティアの方や沿道の人にありがとうとたくさん言えたこと。
給水等の度にボランティアさんには必ずお礼を言いました。また、沿道の人にもできるだけハイタッチしたり手を振ったりしました。暑い中の応援、ありがたかったです。私設給食所もありがたかったー!  疲れた頃のおしるこコーナーや、給水が5キロ毎にありましたが後半それでも足りなくてカラカラの時、おばあさまにもらったお茶にどれだけ勇気づけられたことか!

・坂道は全く辛くなかったし、30キロの壁はまだなかった。
コース後半の坂は辛いと聞いていましたが、着いてみたら(…これ坂とは言わないよ)的な私的には単なる少し傾斜のある道でした。家の周りにこれの何倍も急で長い坂のある小山の上に住んでますから、私…。
また速度を出せなかったせいもあり、未知の距離である30キロ以降も足が重くなるとか息が苦しいということはありませんでした。壁を感じるには速度が必要ですね。


~悪かったこと~
・走り始めて5キロで膝に違和感が出たこと。
膝の状態は万全ではなかったので、痛みが出るだろうなとは思いましたが、まさか5キロ過ぎという早い時に痛みが出るとは思いませんでした。早々に痛みを感じたのにも関わらず棄権せずゴールまで走ったので、足には大変な負担を強いました。この後の治療は長引くでしょう。

・持っていった補給食をきちんと取れなかったこと。
前半は予定通り取れていたのですが、給食コーナーでほぼ毎回ウキウキしながら食べていたら(胃腸は強いです)、後半になると食べすぎてお腹いっぱい、持っていった補給食を食べる気になりませんでした。脱水が怖く、給水では毎回コップ3杯飲んでいたせいもあるかと思います。

・22キロ過ぎから足がつり始め、35キロ頃には両足がつりっぱなしになったのに走るのをやめなかったこと。
最近夜中に足がつるようになっていたので芍薬甘草湯を服用していましたが、やはり走っている最中に足がつりました。
ただ思ったよりつり始めるのが早く、とうとう35キロあたりで両足が激しくつってこけそうになりました。しかし立ち止まりストレッチすることよりもそのまま走ることを選びました。走り通したいという私の意地です。それに止まったらもう走れないと思ったからですが、残り7キロ以上をつったまま走ったその代償は大きく、ゴール近くにつく頃はもう足を動かすのがやっとの超スローペースになり、またゴール後にふくらはぎ全体に細かい痛みが残ってしまいました。これも治療大変だ…。

・ゴールしてGPSウォッチのストップを押し忘れて更衣室に着いたこと。
途中から一切GPSウォッチを見なかったので、止めることをすっかり忘れてしまい、更衣室でアームカバーを外した時に止め忘れたことに気づき、慌てて止めたので、GPSウォッチでのタイムが参考になってしまいました。おバカ…。


でも足が早々に痛くなって速度が出なかったせいもあり肺や心臓は全く苦しくなく、晴れたおかげで寒くもなく(雨で濡れて低体温になるのが怖かった)、良い初マラソンになりました。
足はとっても痛くても、もう二度と走りたくない!とは思いませんでした。

足が痛くならなかったら、もう少しは速く走れたのではないか?と思ったこと。
足がつりながら走るゴール前、スパートをかけるランナーさんたちに抜かれて悔しかったこと。
沢山の人に応援してもらえる中、走らせてもらえることが、こんなにありがたいことなんだと知りました。

来年の熊本城マラソン2016が今のマラソンシーズン中の私最後の大会です。その後はどうするんだろう、私。




福岡マラソン2015に関わった全ての皆さま、私を走らせてくれてありがとうございました。

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