どうしてこうなった(さが桜マラソン2018吉野ヶ里からゴールまで)
こんにちは。
寒いですねぇ。
熊本城で派手に痛めた両足親指の爪、右足の方がもう取れそうで取れない感じで、イライラしています。ちぎっていいかって整形外科の先生に聞いたら「…自然に取れるまで待ちなさい」とたしなめられましたよ。でも…イライラするぅ! 左はまだしっかりくっついていて、両足が揃ってないのもイライラするぅ!
さて、さが桜マラソン2018レポのような備忘録のつづきです。
~~~~~
吉野ヶ里遺跡内のエイドで美味しく給食をいただきました。お汁粉こぼして手がべたべたしていたので、お水もいただき手をゆすいで残りを首の後ろにかけて再びポクポク走り始めました。
走り始めてまもなくです。
(……お腹おかしいぞ…)
お腹が痛くはないし、熊本城マラソンの時のようなポコポコした感じでもないけれど、今まで生きてきた経験から(トイレに入らないとまずい)という感じをお尻に感じました。吉野ヶ里公園を出てすぐのトイレに駆け込むと、案の定お腹を下し始めてました。
用を済ませて外に出て走り出そうとするもまた、ちょっと無理な感じで再びトイレの列に並んで入るというのをしばらく繰り返しました。
何とか落ち着いて、走り出そうとコースに戻ると…
なんと!! 5時間ペースランナーが目の前を通り過ぎました。さっきまでどこにも居なかったよね?? どれだけトイレの場所にいたんだろう私…。
よれよれ走りながらついていきますが、すぐ次のトイレにも立ち寄っている間に離されてしまいました。
その後も連続でトイレに入りました。
トイレ間が2キロ近くある区間に差し掛かった時、マラソン大会で初めて(…リタイヤしようかな…)って思いました。
少し走ってはトイレに入りまた少し走ってはトイレに入り、というこの状況。しかも気温は高めで熊本城マラソンよりお腹が良くない。無理して脱水症状でも起こして周りに迷惑をかける状況に陥ったらどうしよう…。
トイレを出てはるか先に行ってしまったピンクの風船を見つめながら悩みました。ただ幸いにも足はあまり痛くないから進むことはできる。回収車が来る所まで移動して、そこで車待ってもいいし、次の関門までゆっくり進んで、関門ギリギリだったら回収されたらいいかな…。
マイナス思考を持ってゴールに向かって進むことにしました。
その後も何度かトイレに寄りましたが、途中からもう出るものがありませんでした。各エイドで水とスポーツドリンクをいただき手足の痺れを注意し脱水症状になってないかを確認し、エネルギー切れを防ぐために給食もいただきました。お腹の痛みは全く無いまま襲われる便意…もうなんなのコレ…。
景色を楽しむ余裕は無く、プラカードの給水とトイレの距離をチェックして進みました。
手に力がなくて開けられずに持ち帰ったプッチンプリン。
口の中パサパサになったけれど、甘くて美味しかった丸ボウロ。
私が給食を食べられなくなった時はリタイヤの時(それくらい私にとって給食は大会の楽しみなのです)。写真にはない給食も出来るだけ咀嚼していただきました。食べ物の記憶は残りますね。甘いもの好きなんで。
なんとか一つ一つプラカードをパスしていくうちに、気がつけばブログ村のきんきんさんとたーとんさんの居る所に来ていました。大分待たせてしまったけど、何とかここまでは来れたと安堵してお礼を言いました。5時間ペースランナーのピンクの風船を見送ってから、応援隊のいるところまでの景色の記憶はほとんどありません。
そうそう。さが桜マラソンでの有名給食のコーラもいただきましたし、
ブラックモンブランミニもいただきました。
ココまでくればなんとかゴールは出来そうです。
(しかしなんて2大会連続でお腹下したんだろう)
(食べ物でもないよね…)
(気温でもないからなんだ原因は)
頭の中でぐるぐる疑問を持ちながら、競技場に到着しました。
ぽそっとゴール。
…なんだろう。
こんなに走った感じがしないゴールは初めて。
足のダメージがほとんど無い。
もちろん心肺も苦しくない。
私本当にマラソン大会に参加したの?
歩け歩け大会のちょっと速い版じゃない?
悔しさとか辛さとか達成感とか何も無い。
何でだろう…。
そういう思いで一杯のゴールでした。
つづきます