少しずつだけど（LSDで一歩ずつ前へ）
まぁ、寝起き一歩目が悶絶したのもあるんですけどね…。
足底筋膜炎になってどれくらい経ったのでしょうか。
しばらく走るのをやめていましたが、大阪マラソンが近づいてきたため強度を落としながらも練習を再開しています。
練習を再開しても5キロ以上の距離はほとんど走っていなかったのですが、この土曜日LSD90分というメニューが課されており（うわ、キロ7分で走っても12キロ走らないといけないんだ）と考えるとクラクラしていました。
（途中でかかと痛くなって走れなくなったらどうしよう）
とか
（痛くて動けなくなった時、いつものコースだと誰も人がいないから助けてもらえないよね…ケータイの電波入るかしら）
など色々やめる理由を考えていましたが、幸いお天気はよく気温も低めに推移していたため、やめる理由が見つけられず意を決して走りに行きました。
ただしコースはいつもの人気の無い山沿いダムコースではなく、たくさん人の居る山ふもとの河川敷コースに変更しました。帰りは家のある山へと向かう「行きはよいよい（下り）帰りは怖い（上り）」コースになってしまいますが仕方ありません。
最近購入したアンダーウエアにタンクトップを併せ、
日除けにフェイスカバーをつけて
いつもの帽子とサポートタイツを履いて走りに出ました。このフェイスカバーはかなり良い。あまり息苦しくないし耳までカバーしてくれます。ただドライバーやすれ違う人にガン見されますけどね。怪しさ大爆発～。このアンダーも汗とばして肌サラサラ良かった！（ロードバイク用のウエアって高機能で走る人にも使えるのがいっぱい！）
走り始めてしばらくは一歩ごと足裏全体に痛みが走りますが、１キロ程おっかなびっくり走るとすこしずつその痛みも和らいできました。
（筋肉がほぐれる…イメージで…走る…足裏…ほぐれる…柔らかく…）
いろんなランブロガーさんの記事で見た「痛めた部分の筋肉を意識してほぐすようなイメージで走る」というのを私も実践すべく意識してぽっくりぽっくり走ります。
（痛い…けど、まぁ…なんとか走れるか…な…）
ゆっくりゆっくり河川敷へ向かい走ります。途中古い住宅街を抜けるため、歩道の切り欠きが激しく足を取られてこけそうになります。故障していないときはなんとも思わない斜めの道も、故障しているとつらい。
山を下りきり、しばらくすると河川敷へ出ました。ゴム舗装がされた遊歩道が片道２キロ続きます。そのコース上を犬の散歩をする人、魚釣りをする人、ウォーキングする人、そしてランナーさんたちが行き来していました。
（…速い…）
男性も女性も、私のようにサポートタイツを履いて走っている人はいません。皆ランシャツにランパン（もしくはハーフパンツ）、ソールの薄い靴でビュンビュン飛ばしています。お邪魔にならないように左端に寄りぽっくりぽっくり走ります。ゴム舗装のコースはアスファルトよりやさしい足当りでかかとの痛みも和らぎます、助かるわ～。
時折私の後ろからピューっと走りぬけるランナーさんたちを見るたび、うらやましいと思う反面ちょっと悔しくなりました。
（…まだ抜かれて悔しいって思えるんだな、私…）
我ながらそんな気持ちが残っていることに驚きつつ、ゆっくり走ります。悔しいと思う気持ちがある間は私は走れる。
夕日でキラキラする河川敷を往復して、再び山へと帰ります。
（…ふくらはぎが痛くなってきたぞぅ）
延々と続く上り坂は想像以上に足にダメージを与えますが、ペースがゆっくりのためなんとか歩かずに上り続けます。
（走り始めた頃はこの坂すら上れず歩いたっけ…。そう思うと故障中でもゆっくりなら走って上れるようになったんだなぁ）
としみじみ思いながら家へと向かいます。
家の近くにある、地元民が「地獄坂」と呼ぶ急坂もぽっくりぽっくり上りきった時に、とうとう足が動かなくなり終了しました。90分には10分程足りなかったけど、まぁいいでしょう。かかとは…まあ痛いけど大丈夫。ふくらはぎもアイシングすれば落ち着く感じだし大丈夫。
LSDだったけど、久しぶりに10キロ以上走れてよかった…。ほっとしました。
これなら大阪マラソンまでになんとか完走できる程度まで足を作れそうです。
翌朝ジョグ60分の予定でしたが、台風接近の大雨で走らず。まぁ、寝起き一歩目が悶絶したのもあるんですけどね。まだ2日連続少し強度ある練習は厳しい状態。
でも、出来ることはするよ！
