たまには良いかもね(全忘れのジョグ)
私は、私の走れる速度で、走れる距離を走ればいい。
(…あっ!)
車に乗って気が付きました。
(…時計とiPod忘れた…)
既にだいぶ進んでいたし、参加レッスンの時間もあるので、少しだけ悩んでそのままスポーツクラブへ向かいました。
(うー、JKバンドも忘れたわ…)
膝に巻くサポーターも忘れていることに思い当たりました。
スポーツクラブに着き少し悩みました。
ランニングシューズはあるし、サポートタイツは履いてきたから最低限走ることはできる格好です。スマホもあるから距離もタイムも取れる。でも手にスマホ持って走るのは何か嫌だし、膝サポーター無いまま走って膝の故障悪化しないかも心配でした。
…意を決して、走りに出ました。
何だか頼りないけど、少し気楽。
ただ、走るだけ。
コースはいつもと同じですが、何だか新鮮でした。今何時なのか、キロ何分で走っているのか、距離はどれくらいなのかさっぱり分からないけれど、自由です。
私は、私の走れる速度で、走れる距離を走ればいい。
信号待ちでブルッと時計に警告されることも無ければ、スローな曲にピッチを乱されることもない。
ボテボテ重い私の足音と、ちょっとぜぇはぁしている私の呼吸が、私の耳に入ってくるだけの、人のいないコースを1人ぽくぽく走ります。
(キレイだなぁ…)
汗をじんわりかきながら、遠くに見える高層マンションの光がキラキラしているのを見ていました。いつもは速度落とさないよう必死で走っている橋の上りも、時計がないから気にせず進みます。
反対の歩道でランナーさん達がビュンビュン走っていました。
(相変わらず、速いなぁ)
いつもだったらムキーッてなるけれど、何だか今日は穏やかな気持ち。
(たまには、ただ走るってのもいいもんね)
練習という意味では追い込んだり出来ないからダメかもしれないけれど、ただ走るという行為を行うのも、気持ちがリフレッシュされていいもんだと感じました。
小学生の時、ただ何となくダッシュしてみた的な気持ちを思い出しました。
…膝はちょっと痛くなったけどね。
昼に某カフェで沢山ご飯食べて、お腹がはちきれそうだったけど、それに負けずに走ったから良かったとしましょう。
■体重推移記録8日目■
前日より-0.1kg
開始より-1.0kg