知らないところを行くのは楽しい(第38回福岡小郡ハーフマラソン レポ1 折り返しまで)
珍しく足が筋肉痛です。膝の痛みはなく、筋肉をうまく使えて走れたのかな。爪も大丈夫ですし、これなら筋肉痛が落ち着いたらジョグできるようになりそうです。
それでは「第38回福岡小郡ハーフマラソン」レポ始めます。
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プチトマトー!
スタートから2キロ位は団子状態ですが、いつも後方スタートの私は慣れっこ。流れに任せてゆっくり走ります。
スタート地点の太鼓演奏。太鼓は元気出ますね、ありがとうございます。
緩やかな下りで、延々と続くランナーさんの群れ。のどかな景気と気温です。
渋滞しながらもぽくぽく走っていると、いきなりランナーさんたちが左に寄り始めました。
(?? 何?)
突然目の前に給水が現れました。熊本城マラソンのようにあと何キロで給水という表示が見えるでもなく、また伊万里ハーフマラソンのように給水手前にのぼり旗があるということもなく、本当に突然現れたように(私には)見え、とても驚きました。しかもまだ5キロくらいしか走ってないよ??
(え、えらいマメに給水所つくってるんだなぁ)
そのときはそう思っていました。これが後半私を苦しめることになります。
今回の給水はどこでも水とスポーツドリンク両方がおいてありましたが、紙コップは同じものでした。違いを見分けるのは、給水ボランティアの方の「後ろ」にある同じ色ののぼり旗下部に書いてある文字の違いだけでした。しかしこののぼり旗、風ではためいて文字が大変見えづらく、かなり近寄って凝視しないと判別できないものでした。若干不親切じゃない? せめてもっと上に旗を掲げてくれればいいのに、足元に近いところに文字が書いてあるんだもん…。
(さすがにここでの給水はいらないか…)
1回目給水ポイントを加齢に…否、華麗にスルーし、ぽくぽく走り続けているとまた給水所です。
(え? また?? ずいぶん潤沢に設置してるね、給水所)
さすがにまだ10キロも走っていないのでいらないやとスルーしようとしたら、なにやらイオン小郡店さんが私設エイドを設置しているっぽいではありませんか(AEONと書いてある机が見えた)。
するすると近寄ってみると…
プチトマトー! わーい! 走っているときのトマトはとびきり美味しいってことを熊本城マラソンで経験をしたので、遠慮なくひとついただきました。ありがとうございます!
ニコニコしながらもぐもぐして、いざヘタを捨てようとすると、…ゴミ箱がありません。…そういえば給水所の近くにもゴミ箱が無く、道端に大量に紙コップが捨てられていました。
(…ゴミ箱、ないのかしらこの大会…)
しばし悩んだ後、道路脇の植栽の土のところにヘタを置いていくことにしました。アスファルトに捨てるよりはいいかなって…。
しばらく走ると今度は折り返しのコーンが見えました。
(ええ? まだ10キロ走ってないよね??)
…コース途中の折り返しを示す表示でした。…立派過ぎて中間地点かと思いました。
(ゴミ箱ないのに折り返しは立派…よくわかんないな、ここ…。)
あまり予備知識の無いまま参加した福岡小郡ハーフマラソン。のんびりとした景色とは裏腹に、私にはびっくりすることだらけ。刺激的!
いろんなことにどきどきしましたが、気温はあたたかく、雨の心配も無い絶好のマラソン日和です。コースもほぼフラット。応援は多くはありませんが、家から出てきた人がそのまま応援してくれて、ほのぼの感が満載です。
(このまま走れるといいなー)
膝の調子も悪くなく、ふくらはぎも今のところは大丈夫。なんとかキロ6分を切って走ていると、あっという間に中間地点に差し掛かりました。その中間地点の表示が地味すぎて、気づくのに遅れて写真が撮れませんでした…ぐぬぬ。
中間地点を少し過ぎたところに再び給水所。今度はちゃんとスポーツドリンクを2ついただき、 紙コップを捨てようとしましたがやはりゴミ箱がありません…。みんな道端に捨てています。
(…みんな躊躇無く捨てている…道に捨て置く大会なんだろうな…)
私もどきどきしながら空の紙コップをつぶし、ボランティアスタッフさんの近くの道路脇にそっと投げ捨てました。なんか罪悪感…。
(第38回大会だもん、この大会独自のノウハウとかがあるんだろうなー。ゴミ箱無い理由は分からんけども…)
気温が上がり汗ばんできましたが、日焼けが怖いのでアームカバーや手袋、ネックウォーマーは外さないまま走り続けていました。暑くなったら潤沢にある給水所でお水貰って身体にかける技を私もやってみよう…、なんてこのときはのんきに思っていました
この時までは。
~~~~~つづく。