伊万里ハーフマラソンレポ その3(折り返し地点~ゴール)
大会翌日は必ず休みをとるようにしています。万が一足が使い物にならなくなっていたらまずいですからね。大会前はカフェイン断ちをしているので、翌日コーヒーを飲むのが何よりの楽しみなのです。うーまー。
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折り返し地点を過ぎ、しばらくは真っ直ぐでなだらかな道でした。地元の方々が沿道で応援してくれています。
福岡マラソンの時でもそうでしたが、沿道で椅子に座ってお年寄りの方がニコニコしなごら一生懸命手を振ってくれるのを見ると、本当に嬉しくなります。
また今回は片側二車線の一車線をコースとして使わせてもらっているところもあり、残りの一車線がとても渋滞していました。選手が走っているため右左折できない車もちらほら見かけました。走らない伊万里の方たちに沢山迷惑をかけているのにも関わらず、そんな車の中からも「がんばれー」って応援してもらいました。
ありがたいなぁって思いながら走りました。いつも思いますが、マラソンって走っていない人には迷惑なことですもんね、何時間も交通規制されて。走らせてもらって本当にありがたいです。うん。
そんなことを考えながら、特に変わったこともなくぽくぽく走っていると、コース18キロ地点で突然足が動かなくなりました。
(???! 何これ…?)
足はそれほど痛いわけではなく、心肺もきつくないのに急に足が上がらなくなりました。
(…これは…シャリバテだ!)
最近の距離走でも体感していました。身体の中のエネルギー源が切れたのです。慌ててポーチから念のため持ってきたザバスピットインを取り出して食べます。
(朝ごはん足りなかった…! 給食のバナナだけだと私には足りないのか…)
コース15キロ地点での給食のバナナは食べていましたが、今回はそれ以外の補給はしていませんでした。
前日の食事は朝ごはんにパン1つ、昼にサンドイッチとおにぎり2こ、夜にオムライスでした。カステラも買っていましたが食べる気がおきなくてカバンの中に放置。
今朝の食事は少な目で大福をプラスしただけ。ほとんど普通と変わりませんでした。
ハーフマラソンだからこれだけで良いかなと思っていたのですが、足りなかったようです。
気持ちも萎えてないし足もそんなに痛くないのに、本当に足が上がりません。
(しばらくしたらザバス効いてくるから、それまで何とか耐えろ! 私の身体!)
必死になって足を動かしますが、鉛のように重さを感じます。フォアフットのフォームがヒールストライクになっているのがわかります。ふくらはぎに力が入らないのです。
たった3キロ! たったそれだけ走ればいいんだから頑張れ私の身体!
フォームが崩れたせいか、爪がはげかけた左足つま先が痛くなってきました。右ひざの痛みも出てきています。
そこに追い討ちをかけるコース19キロ地点の最後の上り&下り坂。重い足を引きずりながら、出来るだけ腕を降り足を動かします。街中に戻ってきているので「がんばれー」「あと2キロちょっとー」と沢山の声援がかかります。
必死にバタバタしながら足を動かすと、何となく見慣れた景色。ゴール地点に戻ってきたのです。遠くに朝見たゴールが見えてきました。
関門にかからず、帰ってこれたのです。
ゴールの青いマットを踏み、今回は忘れずGARMINの時計を止めます。
無事ゴール。
ボランティアの方からフィニッシャーズタオルをかけてもらいます。
嬉しい。ちゃんとゴールできた。
熱くて美味しかった!(猫舌だからやけどした…)
その後またよくわからない列に並んでいたらグリーンカレーの列でした。辛さが苦手の私は、咳込みながら食べました。
記録証と汁とカレーの列がごちゃごちゃで、どこか最後尾なのか何の列なのかわからなかったので、ここら辺は改善して欲しいなぁ。ランナーじゃない方も混じってもう大混雑でしたからね。アナウンスもないから本当に訳分からないまま並んでました。汗冷えしてしまいました。
その後更衣室で着替えて、地元企業ブースでお土産を買い、高速バス乗り場まで移動して帰宅しました。
帰りのバスの中、偏頭痛が発生して薬を飲みましたが、家に帰って頭痛で少し寝込みました。走っている最中じゃなくて良かった…。
後半のタイム。シャリバテを感じた18-19キロ地点でタイムが落ちてます。でも何とか全体でキロ6分を切って走れました。この足でよくやったと思います。
大会レポはこれで終わりですが、初の冬の大会に私が着たもののご紹介をもう1回だけ続けます。
(続く)