福岡マラソン2015体験記その2（16～30キロ）

雨対策はしていたけど、日焼け対策はあまりしていなかったので、靴下とサポートタイツの隙間、Tシャツとアームカバーの隙間、鎖骨のあたりが激しく日焼けしてしまいました。もうシミになるお年頃なのに…辛い…。

そして本日北九州マラソン2016の追加抽選があり、当選していました。でも最初に当選させてくれた熊本城マラソン2016を走ると心に決めたので、残念ながら北九州マラソン2016には出られません…辛い…走る権利譲れたらいいのに…。

 

 

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右足に痛みを感じつつも走り続けた15キロ以降、スピードを上げることができず普段よりずっと遅い速度で走らざるを得ませんでしたが、そのおかげで景色や沿道の方との触れ合いは楽しむことは出来ました。

聞いてはいましたが、本当にみなさんの応援は力になりますね。また様々なパフォーマンスや仮装なども微笑ましく、応援していただけることって嬉しいことなんだなぁと大会経験もなくまた普段から1人で練習をしている私はとても感動しました。

 

ぽくぽく走って折り返し地点の近く、九州大学伊都キャンパスあたりは肥料の匂いが漂い、また畑が広がるちょっぴり田舎な感じでした。わが家の近くも畑はありますが、山があるから印象はちがいます。この辺の坂もキツイとは聞いていましたが、私には（これは坂ではないよねー）と感じる程度の傾斜でした。キャンパスを折り返してしばらくすると給食コーナーに到着。｢糸島仕込みの味噌スムージー｣です。どろりとしていて酸味と甘味があり味噌の香りが抜ける不思議な飲み物。普段ならいいけどフルマラソン中はもう少しサラリとしていても良かったかも。

 

この頃から両ふくらはぎがピリピリとつり始めました。相変わらず走り始めの右膝は激痛で、走り始めのフォームは大変滑稽だったと思います。でも必死に足を動かしました。またつり始めたふくらはぎの影響か、走ってる最中に膝下の力が入らす崩れ落ちそうになりそうになることもしばしばありました。

でももう半分来た、足以外は余裕！と思っていました。

ぽくぽく走って25キロ地点の給食コーナー、昨年も大変話題になった給食｢豆乳うどん｣に到着！  これ食べたかったんですよね！ 昨年は遅いランナーまでには行き渡らず食べられなかった人も多数いたようで、今年は1万食準備されていたので私も食べられました。長い一本うどんにすすりやすいつゆの量が入っています。美味しい！ おかわりしたかったけど、後から来るランナーさんにもぜひ食べて欲しかったから一つで我慢。

 

食べ終わり走り始めます。右膝は相変わらず痛いし、両足のふくらはぎのつりはひどくなってきていましたが、気持ちは走ることにとても前向きでした。

ただこの頃になると、気温が高く強い日差しにやられたのか、道端で座っているランナーさんや救護を受ける人ランナーが増えていきました。

走っているランナーさんも給水で頭から水をかぶっている人が多く辛そうでした。わが家にはクーラーがなく、そのおかげで暑さにはめっぽう強い私は、暑かったけどそれにやられる感じは全くしませんでした。ただ足だけがダメなだけです。

 

美しい海を見ながら遅いながらもぽくぽく走り、このままゴールまで行けると思っていました。

 

しかしこの後最大のピンチが、私の足を襲うことになります。

 

 

～その3に続く～