やっぱり好きだ、この大会(熊本城マラソン2018レポ3)
こんにちは。
両足親指がかつて無く腫れあがっています。靴が当たると痛い~。多分爪の奥深くで大量の内出血してるんでしょうね。あちこち押してみたりしても血が抜けてくれないので、病院で血を抜いてもらったほうが痛みが引くのが早いかなぁ…外科かしら…皮膚科かな…。
熊本城マラソンレポのつづきです。
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たくさんの給食が出たJAさん倉庫近くをすぎた後半あたりから、怒涛の給食が続きます。
イチゴとプチトマト。
味千ラーメンさんとこのキャラ「チイちゃん」と2ショット撮ってもらったあと
太平燕をいただいたりして…。
お腹下してても胃は大丈夫だったので…食べましたよね…美味しい…熊本の給食好きだ…大阪マラソンのまいどエイドにも負けてないよ…モグモグ。
時折訪れる便意の波に注意しながら常にトイレのプラカードをチェックしていました。いつ再び強烈な便意が訪れるか分かりませんからね…ここで漏らすわけにはいかないよっ頑張れ私のお菊!
ふと目線を上げると懐かしい景色が見えました。
(ああ、ここ二年前も走ったなぁ!)
遠くまで続く真っ直ぐなコース。個人的に熊本城マラソンで一番印象に残っている場所です。反対側には折り返してきたランナーさん達がいます。鯉のぼりや旗がはためくここらは進んでも進んでも折り返しが見えずに少し辛いのですが、でもとても良い景色です。好きだ…この景色。遮るもののない空と真っ直ぐな道と延々と続くランナーの群れ…。夢の中みたい…。お腹ポコポコしてるけど。
この辺りから予報通り気温は上がり、併せてお腹を下したことによる脱水気味の症状なのか膝下から少し痺れが出始め、足が重くなってきました。そして出てくる給食にパンが多くなり更に口の中の水分も奪われるという…(でも食べる)。
トイレに入る程ではない便意の波も感覚が短くなり、写真や景色を楽しむ余裕も無くなりました。
それでも少しずつゴールは近づいて来ましたが、給水をとって振り返ると星型バルーンを浮かべた5時間ペースランナーさんが遠くに見え、焦り始めました。追いつかれてきてる…!!
市街地のコースに戻るころ、お菊にビッグウェーブ到来。再びトイレにこもりました。出すものだしてすっきり(数少ないトイレを再び占領してすみませんでした…うう)。あと6キロくらいだからもうゴールには着くだろうと思いながらトイレの外に出たところで、進行方向の少し先に金色の星型バルーンが見えました。
(…抜かれた!!)
ここからは5時間のペースランナーさんとの追いかけっこ。追いつき追い抜いては、給食や給水、スモールウェーブに耐えている時に追いつかれます(私は走りながら給水が出来ないので…)。
とうとう後3キロのところでペースランナーさんを追い抜けないようになり、常に先行される形になりました。
金色の星型バルーンの先、遠くに見えるはクレーンと幕に囲まれた熊本城。あと少し、あと少しでゴールです。私はどんなに遅くても足が動く限りは歩かないと決めて大会に臨んでいるんだから、遅くても良いから、走れ、走れ!
最後の熊本城の急坂にたどり着きました。周りは歩く人が大半でしたが、私は歩かないんだから…! 亀のような遅さでしたが、それでも歩く人よりは早いペースでちょこちょこ走り進みます。沿道からのあと少し、頑張れとの応援に少し涙が出ました。地震の傷がまだ癒えない熊本の方に長時間交通規制などのご迷惑をかけているのに、それでも応援してくれる…ありがとうございます。こんなお腹ですけど、私も頑張ってゴール目指しますから!
坂を登りきり、角を曲がってすぐの所で5時間ペースランナーさん達が立ち止まり声掛けをしています。
「まだ5時間切れるよ、がんばれー!」
ゴールに掲げられた時計を見ると4時間59分台でした。
「ありがとうございました!!」
ペースランナーさんにお礼を言ってダッシュします。
そして何とかゴール。
ギリギリ5時間は切れましたが、お腹は相変わらずポコポコしています。良く持ったな私のお菊。無事ゴールできて良かった(少しヤバい気配はあるけども)。
コースに向かって一礼。走らせてくれてありがとうございました、今回も無事ゴールできました。
タオルやメダルを受け取り、記録証とゴール後のおもてなしもいただきます(ほら…おもてなし断るのもアレですし…)(お味噌汁暖かいから良いかなって…)。
記録は散々だし後半はトイレのことが頭の大半を占めていたけれど、それでも沿道の声援は素敵で、景色も良くて、給食も最高で、ボランティアさんも親切。
やっぱり私は熊本城マラソンが大好き。
続きます。